こんにちわ!お茶です!
この記事では失敗しない野菜選び4つのコツを解説します。
この記事は次のような人におすすめです!
・家庭菜園を始めようと思っている人
・何を植えていいか迷っている人
・植える野菜の選び方を知りたい人
私は家庭菜園歴5年になりますが毎年色々な野菜栽培にチャレンジしてきました。
そして今年ようやく
これさえ押さえておけば野菜選び失敗しない(キリッ!)
という4つのコツを理解しましたので解説していきます。
失敗しない野菜選び4つのコツ
先に結論からいいます。
- 日頃食べる野菜
- 日頃食べない野菜や珍しい野菜は選ばない
- よく食べるけどスーパーで割高に感じる野菜
- 加工して冷凍保存できる野菜
この4つのコツを守って野菜を選べば失敗しないと自負しております。
しかし
そんなの当たり前じゃない!
今頃気づいたの?
と、みなさま思われると思います。
はい!すみません!私は今頃気づきました!
しかし言い訳させてください!
家庭菜園を続けていくと野菜栽培スキルが向上するとともに魅力的な野菜達が次々に目の前に現れます。
その野菜に翻弄され育てたくて仕方ない衝動に駆られるものです。
私は気づいたら食べるのが目的のはずが育てるのが目的にすり替わり、食べもしない野菜を栽培してたことがチラホラありました。
菜園スペースは限られているのにスペースを削ってまでやる事ではありませんね。
これは本当に反省すべき点です。
しかし先程申し上げた4つのコツを深堀していくと、野菜の選び方も奥が深いことが理解できると思います。
日頃食べる野菜を考える
みなさんが日頃食べる野菜はなんでしょうか?
私の場合を例に見てみましょう。
アスパラガス、インゲン、エダマメ、エンツァイ(空芯菜)、オクラ、キャベツ、キュウリ、ゴボウ、コマツナ、サツマイモ、ジャガイモ、ダイコン、タマネギ、チンゲンサイ、トウモロコシ、トマト、ナス、ニラ、ニンジン、ニンニク、ネギ、ハクサイ、ピーマン、ブロッコリー、ホウレンソウ、ラッカセイ、リーフレタス
列挙してみましたが、かなり種類がありますね。
これは私がよく食べる野菜ですが、これらは全てスーパーで見かける野菜になります。
こちらのデータを見ても、やはり私が列挙した野菜が全部ありますね。
上記のような野菜が日頃食べている野菜に該当するでしょう。
私は家庭菜園に出会う前、この野菜達を買いにスーパーへ行っていましたが、家庭菜園を始めてから菜園で収穫した野菜を食べるようになり自分で育てた野菜の美味しさに気づきました。
特に現在のような物価高騰時には食費の節約にもなり家庭菜園のありがたみを感じております。
この様に日頃食べている親しみのある野菜を選ぶことが、野菜作りの第一歩に適しているでしょう。
私は基本これらの野菜を軸に栽培することにしています。
まずはご自身がよく食べる野菜をメモにでも書き出してみましょう。
※下の記事のコンパニオンプランツ一覧表に一般的な野菜を列挙してあります。
日頃食べない野菜や珍しい野菜は選ばない
これは大変耳が痛く、そして意外と難しいものです。
この日頃食べない野菜、珍しい野菜ってのがですね、何故かとても魅力的に映り育てたくなるから不思議です。
参考までに私が過去に日頃食べない野菜や自分にとって珍しい野菜を育てて失敗したものをご紹介します。
丸ズッキーニ グリーンエッグ
これは私が大好きな某YouTuber様が大変楽しそうにご紹介していたので
おぉ・・・これいいなぁ!
と完全にノリで栽培しました。
しかし我が家ではズッキーニ自体全く食べず、調理の仕方も食べ方も知らない野菜です。
栽培するにも広いスペースが必要で、あぜ板ベッド一つに三株しか植えれませんでした。
しかし、この野菜の特性や調理法をしっかり理解している方なら最高の食材でしょう。
スーパーには殆ど陳列されていないでしょうし、道の駅や産直センターみたいな場所で辛うじて売っている程度ですので、希少性は大変貴重です。
そういう方が作るならまだしも私みたいに勢いで栽培することは控えましょう。
ひよこ豆
これは確かエダマメを栽培しようとした時に
エダマメだけじゃ面白くないな。
お?なんだこれ?ひよこ豆?
聞いたことないぞ!珍しいな!これ!
ふーん、栽培が難しいのか。
珍しいし育ててみよう。
と何となく育てましたが、プランター6つ使って結局収穫量が一握りと大失敗しました。
日本はひよこ豆の栽培に適していないため難易度は激ムズになります。
これが完全にある程度野菜栽培に自信がついて天狗になって安易に手を出したもので、今思えば増長甚だしいですね。
ホントお恥ずかしい限りです。
このひよこ豆ですが、栄養価が大変高くホクホクした食感は人気があります。
一握りのひよこ豆をルーカレーで食しましたが、ほんのり甘く優しい癖のない豆で大変美味しくいただきました。
野菜選びは影響されたりノリや勢いで決めず食卓に並ぶことをイメージしましょう。
よく食べるけどスーパーで割高に感じる野菜
あくまで私の体感ですが、以前スーパーで「ん~高いなぁ・・・」と買うのを敬遠する野菜がありました。
ここでは私が思うスーパーで買ったら割高に感じる野菜を3つ挙げてみます。
※ここでご紹介する野菜の価格は、私の居住している北海道石狩地方での私の見てきたものと、おねだんノート様の調査価格を参考にしております。
アスパラガス
私の大好物!アスパラのご紹介です。
湯がいて食べたり、バターで炒めたりと色々な食べ方がありますが、ここ最近ハマっているのは塩焼きです。
アスパラの甘みを最大限に引き出してくれる食べ方で、調理もシンプルで楽ちんなのがいいですね。
アスパラの価格は?
北海道のスーパーでは、シーズンに入る5月から北海道産アスパラが店頭に並びますが、成人男性人差し指くらいの太さの普通サイズ3本で198円というイメージです。
写真の右端のアスパラサイズ(マジックの太マッキーくらいの太さ)で3本300円前後というところでしょうか?
念のため価格調査をしたら国産アスパラ一束158円というデータがありました。
アスパラはスーパーで買うと「結構お値段するなぁ」という印象があり、高級食材という認識だったせいか買う事は稀でした。
しかし家庭菜園を始めた初年度に大株を植え、その翌年から収穫が始まり現在に至りますが、毎年たくさんのアスパラを収穫する事ができています。
特に5年目の今年は大豊作で、収穫シーズンに入ってからは、ほぼ毎日収穫することになり、夫婦二人では食べきれず冷蔵庫に保管しても貯まる一方で、家族や友人知人に祖裾分けする事態になりました。
アスパラは割高なイメージがあるせいか、もらってくれる方々は大変うれしそうで、その笑顔を見るのも楽しみの一つになっています。
家庭菜園での栽培はとても簡単で、肥料だけしっかり与えておけば放置しても勝手に育ってくれるので初心者におすすめの野菜です。
ただ一度植えてしまうと10年くらい収穫可能ですので、植える時はしっかり場所を考えてから植えましょう。
パプリカ
次にご紹介するのはパプリカです。
マリネやサラダ、炒めものに活躍する甘みのある美味しい野菜になります。
パプリカの価格は?
パプリカの価格は1個120~130円くらいというイメージですが、調べてみるとやはりそれくらいの値段になっていました。
1個の価格だと少々割高に感じてしまいますね。
私は過去に赤と黄を一株づつ栽培してみましたが各一株から大体10個程度の収穫量がありました。
我が家では頻繁に使う野菜ではないので、収穫期に入り完熟したものから順次収穫して料理に使うという感じで綺麗に使い切れました。
家庭菜園で手間暇かけて育てても作ったパプリカの方がコスパがいい様に感じます。
何より完熟が食べれるので品質も良くて間違いなく美味しいです。
ただ、パプリカは収穫までに時間のかかる野菜になり、栽培期間が長いだけ病害虫被害リスクが高くなるところに注意が必要で、少しだけ難易度が高めだと思います。
サツマイモ
最後に紹介するのはサツマイモです。
焼いてよし、煮てよし、蒸かしてよしと色々な調理法がりますが、私はやっぱり焼いもが一番じゃないかと思います。
美味しい焼いもを過去に作ったことがありますのでご参考までにご紹介いたします。
簡単に作れるのでおススメですよ!
サツマイモの価格は?
ちょうどこの記事を書いている2022年11月20日に近所のスーパーでサツマイモ価格が200円というのを見てきました。
そしておねだんノートさんで確認してみると198円と似たような値段になっています。
サツマイモは一株から大体5~6本収穫できます。
栽培も容易で、ほったらかし栽培ができるのが魅力です。
私は毎年栽培していますが年々作る面積を増やしています。
ただ今年は畑の土づくりを怠ったせいか微妙な出来になってしまいました。
野菜は家庭菜園で作るとコスパ抜群
このように一株当たりの収穫量とコストを考えると、家庭菜園で手間暇かけて育てた野菜はコストパフォーマンス抜群です。
苗代、堆肥、肥料代といったコストを掛けたとしても、新鮮でおいしい野菜が食べれるのは何よりも代えがたいものですね。
よく食べるけど買ったら高いなと感じる野菜を選びましょう。
加工して冷凍保存できる野菜
これは厳しい冬を越さなければならない北国に住んでいる方に当てはまることかもしれません。
冬の季節になるとスーパーに並ぶ野菜の価格が全体的に高くなると感じています。
そこで私は家庭菜園で育てる野菜を選ぶ時に長期保存も視野に入れて選択するようにしました。
野菜を切り分け冷凍保存したり、ある程度調理してから冷凍保存したりとストックすることを覚えてから、冬季の野菜を買うペースを落とすことに成功しました。
ここで少し私の冷凍保存した野菜をご覧ください。
トマトはトマトソースで冷凍保存
トマトを栽培すると解ることなのですが、収穫が始まると次々に赤くなり消費が追いつかなくなることが起こりました。
そんな時はトマトソースに加工して冷凍保存します。
この様に冷凍バッグに入れておけば必要な分だけ割って使えるので大変便利です。
私は主にパスタやカレーのベースに使ったり、鶏肉のトマト煮に使ったりしています。
保存期間ですが、私は大体2~3か月くらいで使い切っています。
長ネギを用途別に加工して冷凍保存
一年中使う長ネギも冷凍保存可能です。
このように切り分けて用途別にバッグに入れて冷凍保存します。
使う時は砕いて味噌汁の具に、カツオのたたきの上に散らしたり、湯豆腐にいれたりと多岐にわたります。
こういうのが冷凍庫に一つあると大変便利で重宝しますよ。
冷凍保存期間は大体1~2か月くらいです。
それ以上保存すると風味が飛んで冷凍焼けして美味しくなくなりますので注意が要ります。
ギョウジャニンニクも冷凍保存できます
これを栽培している人はあまり見かけませんが私の大好きな山菜ギョウジャニンニクです。
北海道では行者にんにくやキトビロという名前で呼ばれています。
山菜なのですが家庭菜園で栽培可能です。
ただ自然のものと比べると風味が若干落ちますが私には十分美味しいので問題ありません。
食べ方は定番の醤油漬けや天ぷら、あとジンギスカンに入れても大変美味しくいただけます。
保存期間は1か月くらいでしょうか?
それ以上冷凍すると風味が飛んじゃって美味しくありませんでした。
冷凍保存が可能な野菜を選ぶことで野菜のストックが可能になり購入頻度が落ちて家計費の足しになります。
番外編 越冬キャベツ栽培
みなさん越冬キャベツというフレーズを聞いたことありますか?
これはキャベツを雪の下で貯蔵する北国独特の貯蔵法が生みだしたキャベツです。
私の場合は収穫せずにそのまま植えっぱなしで越冬させ、必要な時だけ雪をかき分けて収穫して食べてました。
この越冬は他にダイコンにハクサイ、ニンジンやゴボウなどもあります。
ただ栽培するには広いスペースが必要になり、私は一回だけしか栽培しませんでした。
まとめ:一年間通して消費の多い野菜を選ぼう
この記事では失敗しない野菜選び4つのコツをご紹介しました。
- 日頃食べる野菜
- 日頃食べない野菜や珍しい野菜は選ばない
- よく食べるけどスーパーで割高に感じる野菜
- 加工して冷凍保存できる野菜
この4つのコツをまとめると
一年間通して消費の多い野菜を選べば野菜選びは失敗しない
という結論に達しました。
日頃食べる野菜を書き出し、その中から購入時に割高に感じる野菜を選び、貯蔵も可能なものを洗い出して選択すれば失敗はないと思います。
私のようにフラフラッと食べもしない野菜を育てたり、珍しいからと何となく育てたりという無駄を削ぐことでコスパの良い家庭菜園ライフを送れるでしょう。
でもチャレンジするというような明確な目的をもって珍しい野菜や難易度の高い野菜を育てることは大変よい事だと思います。
むしろスキルの向上になりますし無駄にはなりませんので是非トライして下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
おお~~( ゚Д゚)ノ
なんか?前より詳しい説明ですね!
セリフ形式も見やすいです( *´艸`)
べの字さんいらっしゃいませ!
ここでは自分が忘れっぽいので理由とか事細かく書くようにしています。
そうすれば見てくれる人も見やすいかな?と思っています。
セリフ形式どうかな?と思ってましたが、見やすいようで安心しました(^-^)