この記事では、私が実際に野菜品種をどのように考えて選んでいるのか購入した種をご紹介します。
この記事は次のような人におすすめです!
・家庭菜園をこれから始める人
・品種の選び方を知りたい人
・気候区分が寒地、寒冷地の人
品種の選び方は「居住している気候区分に合った品種を選ぶ」ことが肝要です。
そして「初心者向け」「耐病性」「売れてます」「おすすめ」と記載しているものも大変作りやすいでしょう。
また、私が居住している北海道は、本州のような温暖地と違い冬季の栽培できない期間があるので栽培スケジュールが異なります。
特に北海道で家庭菜園をする方の参考になれば幸いです。
※品種は野菜の名称、品目は野菜の種類を指します。
品目 | 品種 |
トマト | アイコ |
ジャガイモ | インカのめざめ |
居住している気候区分を確認する
品種を選ぶ上でまず確認する事は、居住している気候区分を確認する事です。
私が居住している北海道の気候区分は寒地・寒冷地に区分されます。
気候区分に合った品種を植えることが大事です。
暖地で栽培するような野菜を北海道で栽培すると、うまく育たないことがあるでしょう。
気候区分に合った品種を選ぶ
全国各地で栽培可能な表記
品種を選ぶ際、栽培例に居住している気候区分が記載されているか確認します。
このミニ大根は全ての気候区分が記載されているので全国各地で栽培が可能です。
寒地・寒冷地で栽培できない表記
この表記の野菜は、寒地・寒冷地の北海道で栽培は適さないものになります。
北海道で栽培する場合は購入しないようにしましょう。
ホームセンター等で売っているものは地域に合った種を置いているので全て問題ありませんが、ネット通販で自分で選んで買う場合は注意してください。
作付け計画書で植える品目を確認する
何を植えるかは作付け計画書を元に考えると捗ります。
メモ等を取らずに何となくで植えていくと収拾がつかなくなるので気をつけましょう。
こちらの画像は野菜の種類に対して品種と種苗メーカーを記載したものです。
※グレーのものは昨年の種を使用します。
品種の選び方
品種の選び方として下記が挙げられます。
- 「初心者向け」を選ぶ
- 「耐病性」の品種を選ぶ
- 「売れてます」や「おすすめ」を選ぶ
- 種苗メーカー「ランキング上位」を選ぶ
「初心者向け」を選ぶ
ホームセンターやメーカーのカタログに「初心者向け」と表示したものが販売されています。
大変作りやすく初めて家庭菜園をする人に向いています。
初めて品種を選ぶ際は「初心者」マークのものを購入するといいでしょう。
「耐病性」のあるものを選ぶ
病気に強い品種は大変育てやすいです。
どの品種にしていいか解らない場合は「耐病性」のある病気に強い品種を選びましょう。
「売れてます」や「おすすめ」を選ぶ
「売れてます」や「おすすめ」は販売実績があり評価の高い品種が多いです。
美味しくて作りやすい品種が選ばれていますので種選びの目安にするのもいいでしょう。
種苗メーカー「ランキング上位」を選ぶ
種苗メーカーのサイトには品目ごとにランキングしていることがあります。
これは販売実績順になっていて人気のある商品です。
何にしていいか解らない場合は、こちらから選び「初心者向け」「耐病性」「売れてます」「おすすめ」の表記があるものを選ぶと間違いはないでしょう。
種の買い方
種の買い方には下記が挙げられます。
- ホームセンターで買う
- ネット通販で買う
- 種苗メーカーの店舗で買う
ホームセンターで買うのが一般的ですが、種苗メーカーがカタログを掲載していてネット通販が可能です。
こちらで買うのが間違いがないでしょう。
私が2023年に作る野菜
通販した種は13種
こちらは私が2023年に作る野菜の一部です。
今年はナント種苗さん、サカタのタネさん、トキタ種苗さんでネット通販して購入しました。
私は毎年1月に忘れないように購入手続きを済ませておきます。
ただ、まだ出てきていない種(タマネギ等)がありますが、こちらはホームセンターで買う予定です。
作るのが楽しみな品種
ナント種苗 メロン ムーンライト
家庭菜園2年目にホームセンターで買ったムーンライトを栽培しましたが、いい感じに育ち果実が成り始めた矢先にうどん粉病にやれら全滅しました。
私が未熟だったものでうどん粉病に抵抗性があるものの蔓延を許してしまう始末。
それ以降、何となくメロンを育てるのを止めていましたが、親から広い畑を任されたのを機に再挑戦しようと思い立ちました。
こちらは放任栽培で栽培が可能なので1株放任栽培をしてみようと思っています。
ナント種苗 スイカ ピノ・ガール
家庭菜園2年目に小玉スイカを栽培しましたが、成長が途中で止まってしまいました。
食べてみたら何故かしょっぱいスイカが・・・?
それからスイカは敬遠していましたが、メロンと同じ理由で再挑戦しようと思い立ちました。
こちらも放任栽培できるので1株放任栽培をしてみようと思っています。
渡辺農事 落花生 おおまさりネオ
様々な落花生の品種を取り扱っている渡辺農事さんから「おおまさりネオ」という落花生が発売されているのを見つけました。
たまたまサカタのタネさんでも取り扱っていましたのでそちらで購入しました。
いつも栽培しているおおまさりと違いコンパクトな草勢でも収穫量にそれ程差がないみたいなので栽培しやすそうです。
トキタ種苗 とろーり旨なす 揚げてトルコ
以前、石狩市にあるとれのさとに行った時に見かけた白ナス。
これが過熱して食べたらトロットロでとても美味しくて病みつきになりました。
いやぁ~!これ美味しいねぇ~!トロットロだ~!
チーズとの相性もいいねこれ。来年これ作ってよ。
夫婦そろってハマってしまいましたので2023年度から栽培することにしました。
まとめ
この記事では種の品種の選び方と買い方をまとめました。
- 「初心者向け」を選ぶ
- 「耐病性」の品種を選ぶ
- 「売れてます」や「おすすめ」を選ぶ
- 種苗メーカー「ランキング上位」を選ぶ
- ホームセンターで買う
- ネット通販で買う
- 種苗メーカーの店舗で買う
私は「初心者向け」「耐病性」「売れてます」「おすすめ」といった安定したものを好んで選んでいます。
実際に栽培してみると、とてもよく育ってくれて毎年美味しい野菜を収穫しています。
野菜作りは自分がよく食べる野菜で作りやすい品種を選ぶとよいでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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