この記事では、ダイソーガーデニンググッズで作る節約レタス栽培についてご紹介します。
北海道は冬になると屋外は大変寒く家庭菜園は残念ながらできません。
しかし屋内はどうでしょう?
皆さんストーブやヒーターなどの暖房器具が登場しているのでないでしょうか?
外が寒くなるに反比例して内は暖かくなってきていると思います。
その暖かい環境、自分たちだけの暖をとるだけに使うのってもったいないと思いませんか?
この環境って野菜にも好都合この上ないのです。
昨今食品価格の高騰が顕著です。
こういう時はお財布にやさしいダイソーアイテムで野菜栽培なんてどうでしょう?
今回は試しにベビーリーフを育てて収穫しようと思います。
ダイソーガーデニンググッズを選ぶ
必要なアイテムを買ってきました。
- ボウル×ざるセット 100円
- 豆苗プランター 100円 ←使わず
- そのまま栄養液(液肥) 100円
- ハイドロボール小粒 100円
- ベビーリーフの種2個 100円
今回鉢に使うものを2種類選んで購入しました。実際に育てようと思ったら豆苗プランターの深さが浅すぎて使えないことが判明しましたので、ボウル×ざるセットを鉢に選んで栽培していきます。
奥行17.9cm×横19.5cm×高さ(深さ)8.6cm
ザルでハイドロボールを洗う
高温処理済みで清潔
とのパッケージに記載はありますが、やっぱり汚れているのでザルに入れて軽く水ですすぎます。
種をまく
種袋から種を取り出します。
水を満杯にした状態で種をパラパラっと蒔き、この後は窓際で置いておくと発芽が始まります。
2022年10月6日よりレタス栽培開始です。
栽培3日目 発芽を確認
10月9日 発芽を確認しました。
水が減っていたので少しだけ足しました。
栽培4日目 液肥投入
10月10日 まだまだ発芽してきそうですが成長を加速させたいので液肥を投入していきます。
液肥の量はハイドロボールがヒタヒタになる手前まで注入してあります。
液肥「そのまま栄養液」は薄めて使う
液肥「そのまま栄養液」ですが、そのまま使うと生育がいまいちという情報をYouTubeで見たことがあります。
今回は1.2倍に水で希釈して使用してみることにします。
栽培9日目 徒長気味だが本葉が見え順調に成長
屋内で栽培する際に必ず発生する現象が徒長です。
徒長とは茎が細くなり間延びしたような状態で、今回のレタスの場合は葉っぱが重くなり倒れて成長が止まる事が考えられます。
しかし徒長は想定しており、対策として結構な種を蒔き次々に発芽してくるベビーリーフが成長する事でお互いを支えあうと考えています。これで徒長対策は万全です。
液肥量ですが、この頃からボールの半分くらいに減らしてあります。これは根が呼吸できる様にするための配慮です。
栽培13日目 本葉が爆発的に増える
いい感じに成長していますね。収穫しちゃいたくなりますがグッと我慢しましょう。まだまだ成長しますよ?
栽培21日目 森が現れ収穫を開始する
ボウルの上にベビーリーフの森が現れました。
栽培から21日目で収穫が始まりです。
収穫する際の注意点
野菜には成長点というものがあり、そこを切ってしまうと成長が止まります。
写真の様にゆとりを持たせて切る事で、また成長して美味しい野菜が現れますよ。このひと手間で長くベビーリーフを収穫する事ができます。
ゆとりをもって切れば間違いないですよ
我が家は夫婦二人暮らしです。
このボール1つあれば数か月ベビーリーフを提供していくれますので食費が浮き野菜を買うペースも落ち節約に繋がります。ベビーリーフって買うと結構いいお値段するんですよね。
屋内で野菜を育てるのは、常に新鮮とれたての野菜が定期的に収穫できるという点、冷蔵庫に入れて保管しなくてもいい点がおススメポイントです。
そして、お子様のいるご家庭ならば食育にもなりますね。収穫のお手伝いをしてもらいお皿に盛ってもらったり、野菜の栽培を冬休みの自由研究にしたりと、楽しく学べるのではないのでしょうか?
実食
いつもはドレッシングをかけてパクパク食べますが、鶏むね肉の蒸したものがあったのでベビーリーフにのせてみました。
あんまり美味しそうに見えませんね。美味しく見せる勉強も必要の様です(汗)
実食しましたが普通にベビーリーフです。収穫時は少し水分が抜けている感じだったので水に数分さらしてから食べましたがシャキシャキして美味しかったです。
これが定期的に食べれるとなると・・・楽しいですよね~!
この野菜の作り方(栽培方法)の名前は?
土を使わずハイドロボールを使用した栽培方法をハイドロカルチャーと言います。
ハイドロボールを土に見立てて行う栽培法で、屋内で行う栽培法としては土を使わないので清潔で衛生的です。
そんないいとこばかりのハイドロカルチャーにもメリットデメリットがありますのでご紹介いたします。
- 土を使わないので汚れずニオイがしない
- 病害虫が発生しにくい
- 水やり加減が解りやすい
- ハイドロボールは劣化しにくく繰り返し使える
- 野菜が出す老廃物を分解できない
- 定期的な水の交換が必要
- ハイドロボールの手入れが結構大変
他にも完全に土を使わない水耕栽培という栽培法もありますが、やっぱりメリットデメリットがあります。
完全メリットだけの野菜栽培がないのが残念です。
まとめ
- 使った材料費は550円
- 21日目で収穫が始まった
- 収穫は複数回行えるので節約になる
- 冷蔵庫で保存が要らない
- ベビーリーフは育てやすく初心者におススメ
- 冬の北海道の住環境を遺憾なく使える
今回はダイソー縛りの野菜栽培の様子をご紹介いたしました。
皆さまも是非トライしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!
おでこに初心者マークを貼っていますので、こちらであれこれ学びの収穫をしにきました!
なぜかベビーリーフの室内栽培に成功したことがありません!
徒長しまくった後に成長が止まってしおれて終わりなんです…🤔
ハイドロボールは使ったことがないのですが、次はこちらでチャレンジしてみようかと思います😄
液肥を入れたら、それ以降はずっと液肥を足していくのでしょうか🤔
そして、最低限の必要な深さも教えてください!
チャンポヨさん、こんにちわ!
ご覧いただきありがとうございます。
室内栽培は必ずと言っていい程、徒長しやすい傾向があります。
徒長は仕方ないと諦め、いつも種を多めに蒔いてお互いが支えあうように栽培しています。
また枯れる原因は主に液肥濃度の問題があるかもしれませんね。
私は最初から液肥を規定量で作らず、最初は薄く、そして大きくなってきた頃に規定量に持って行くような感じで栽培しています。
ご参考になれば幸いです。
ハイドロボールは後始末が若干面倒ですが、野菜の根張りがあるのでグラつかずしっかり成長してくれます。
私の場合ですが、液肥はボール半分(底から4~5cm)くらいをキープするくらいに足し、週一回必ず野菜の老廃物を落とすのにハイドロボールを水洗いして、再度新しい液肥に交換します。
このザルボウルで育てる理由は、ハイドロボールを水洗いしやすいのと、見た目が何かイイ!って理由です。
ボウルの大きさは奥行17.9cm×横19.5cm×高さ(深さ)8.6cmですので、これくらいの深さがあればいいと思います!