この記事では、家庭菜園の資格であるベランダ菜園士を受験した体験をご紹介いたします。
この記事は次のような人におすすめです!
・家庭菜園の資格に興味がある人
・家庭菜園の資格を受験してみたい人
・ベランダ菜園士を詳しく知りたい人
私は2023年2月10日にベランダ菜園士に合格いたしました。
晴れてベランダ菜園士の仲間入りです。
この資格、実は誰でも取得しようと思えば比較的簡単に取得できる資格でもあります。
今回、ベランダ菜園士を受験した理由、取得して何がどうなるのか、この資格の必要有無などを、私なりの考えをまとめてみました。
お付き合いいただければ幸いです。
ベランダ菜園士とは?
「JLESA 日本生活環境支援協会」が資格認定試験を行い、生活における技術の各スキルの水準がある一定以上であることを認定した人に資格を発行しています。
2023年2月現在、44ある資格の中の一つにベランダ菜園士があります。
ベランダ菜園士はベランダ菜園での植物、野菜の基本的な育て方とその知識と技術を習得し、その植物や野菜をしっかり管理できるかどうかが問われる資格です。
引用元:JLESA 日本生活環境支援協会
そしてそれを身につけ人にベランダ菜園のノウハウを確実にアドバイスが出来ると認められた方に認定される資格です。
ベランダ菜園士を受験した理由
今回私がベランダ菜園士を受験した理由は以下の通りです。
- 無性に何かチャレンジしてみたかった
- 家庭菜園の知識を試してみたかった
- これといった資格らしいものが自分にはなかった
- 自己投資を考えた
- ブログをやる上で権威性が欲しかった
無性に何かチャレンジしてみたかった
私は年齢がもう少しで50歳になります。
今まで仕事でもプライベートでもチャレンジとは無縁の生活をしており
う~ん、流石に資格とったり何かやった方がよくない?
と、急に焦り始めた背景があります。
でも特に秀でたスキルは持ち合わせておらず、強いて言えば「趣味の家庭菜園の事なら何とかなるかな?」と調べると、思ったより家庭菜園の資格があったことでチャレンジする意欲が湧きました。
家庭菜園の知識を試してみたかった
私は家庭菜園歴6年目の若輩者ですが、それなりに知識や経験を積んだつもりでいます。
自分の知識は一体どれ程のものなのか?
と、興味が湧いたのも受験の動機の一つです。
これといった資格らしいものが自分にはなかった
先にも言いましたが、私はチャレンジとは無縁の生活をしており、資格らしい資格は運転免許と専門学校で取得した調理師免許くらいなもので、必要に迫られて取得したものでした。
「この資格があればキャリアアップに繋がる」といった考えは微塵も持っておらず、日々を飲んべだらりと過ごすだけでした。
「何でもいいから自分に箔をつけたいな」と漠然と思ったのも動機の一つです。
自己投資を考えた
いままで自分自身に一切お金をかけてこなかったのですが、ネットニュースや経済ニュースを見ていると自己投資というワードがよく目に入るようになりました。
今更遅すぎるとは思いましたが、今の怠惰な生活にカンフル剤を打つ意味で自己投資をしてみようと資格取得に興味を持ちました。
ブログをやる上で権威性が欲しかった
実はこれが大部分を占めています。
権威性とは、権威(社会的な承認)の有無や度合いを示す言葉です。
私が参考にしているYouTuberさんの言葉に「権威性が無ければ作ればいい」という言葉が心に刺さりました。
権威性の例としては
「私が教えるベランダ菜園コーデの極意教えます」
「ベランダ菜園士の私が教えるオシャレなベランダ菜園コーデの極意教えます」
といったように、資格を取得し肩書を得ることで記事タイトルに資格を表記し権威性を高め、後者のような記事タイトルをつけることができ言葉に厚みが増し一気に説得力が上がります。
どこぞの馬の骨の言葉より、その道の第一人者の声の方が届くって感じです。
この資格を取得する事により私自身に権威性が生まれ、ブログのモチベーションアップに繋がると判断しました。
受験申し込みから試験までの流れと費用
- 「JLESA 日本生活環境支援協会」にて目的の資格に受験申込をする
- 「JLESA 日本生活環境支援協会」から佐川急便にて代引きで受験書類一式が届く
- 決められた期日に在宅試験を行う
- 決められた期日までに答案用紙を封筒に入れて「JLESA 日本生活環境支援協会」へ送付
- 受験料は代引きで支払う10,000円
- 答案を返送する費用84円
- 合格した場合、合格認定証 5,500円、合格認定カード 5,500円
※以前は合格認定カードに顔写真を貼り付ける為、写真送付に84円かかっていましたが、現在は個人情報保護の観点から顔写真不要の合格認定カードに変更になっています。
民間資格ですが受験費用10,084円は安く感じますが、合格認定書とカードが割高なのが「う~ん」と唸ってしまいましたが、せっかくなので認定書だけ申し込みました。
資格試験概要と試験問題内容
資格試験概要
ベランダ菜園士の資格試験概要は以下の通りです。
ベランダ菜園/土を作る/植物を育てる/花を育てる/野菜を育てる/果物を育てる/ハーブを育てる/香辛料を育てる/樹木の育て方/ガジュマルの栽培方法/コーヒーノキの栽培方法/月桂樹の栽培方法/オリーブのベランダ菜園/ユーカリの栽培方法/桜の栽培方法/梅の栽培方法/野菜/プチトマトのベランダ菜園/エンドウ豆の栽培方法/大葉(青紫蘇)の栽培/モロヘイヤの栽培方法/ゴーヤの栽培方法/山椒の栽培方法/ステビアの栽培方法/クレソンの栽培方法/アーティチョークのベランダ菜園/果物を育てる/イチゴの栽培方法/パパイアの栽培方法/杏(アンズ)の栽培方法/レモンのベランダ菜園/ハーブを育てる/パセリの栽培/バジルの栽培方法/ペパーミントの栽培方法/パクチーの栽培/ディル(イノンド)の栽培/ローズマリーの栽培方法/セージの栽培/タイムの栽培方法/マジョラムの栽培方法/レモングラスのベランダ菜園/香辛料/サフランの栽培方法/オレガノの栽培方法/ターメリックのベランダ菜園/野菜/栽培/トマト/プランター/収穫/家庭/初心者/ミニ/肥料/植物/培養/ナス/マンション/イチゴ/スペース/ベランダガーデニング/種まき/草花/品種/キュウリ/元肥/害虫/植え付け/農薬/小松菜/追肥/ネギ/ミント/鉢植え/雑草の知識などが問われます。
引用元:日本生活環境支援協会
主に家庭菜園で栽培する一般的な野菜の育て方の知識が問われます。
ただ馴染みのない野菜等もあるので若干不安がつきまといました。
試験問題内容
私が受験した際の試験内容は以下の通りです。
公平を期する為、詳しい内容はお伝えできませんが一例として参考にしてください。
- 害虫の種類
- 土壌改良
- 植物の性質
- ハーブの種類
- 肥料の種類
- 植物の原産国
私は「試験は簡単だろう」と高を括っていたので、数問「え?なにこれ?」と頭を悩ますような問題が存在しました。
特に「これってベランダ菜園に関係あるの?」と目を疑うような問題もあり絶句したりしましたが、冷静になり何とか解答する事ができました。
合格発表
合格発表日に「JLESA 日本生活環境支援協会」の合否結果照会で受験番号を入力すると確認できます。
この度無事合格を頂くことができました。
※私の受験番号を合否結果照会で入力しても個人情報は確認できません。
合格認定書
合格認定書は「JLESA 日本生活環境支援協会」の合格者専用ページにて有料ですが申し込みができます。
私はせっかくなので合格認定証だけ申し込みしましたが、割としっかりした作りのもので安心しました。
試験の難易度
私は難易度的に「意外と難しい」と判断します。
何故ならベランダ菜園士なので「ベランダ菜園での野菜栽培知識が問われるであろう」と思い込んでいたからです。
先の試験問題内容で触れましたが「この問題がベランダ菜園士と何が関係あるのだろうか?」と疑問に思う問題が数問ありました。
ですので私のような感覚で受験すると面食らうでしょう。
しかし、試験は在宅受験になりますので、ぶっちゃけた話カンニングし放題です。
試験要綱には「カンニングは固く禁じます」と記載がありますので自分自身のモラルで判断してください。
問題数は20問で合格基準が70%正解ですので14問以上正解で合格になります。
資格を取得してどうなったのか?
予想通りブログのやる気が出てモチベーションアップに繋がりました。
また私が資格を取得したのが冬季で北海道は家庭菜園ができませんが、この家庭菜園ができない冬眠期間を資格取得する期間に充てるのも良いなと考えています。
家庭菜園系の民間資格は他にもまだありますので、自分の知識で資格取得できそうなものは次々にチャレンジしようと思います。
また、ベランダ菜園士合格した内容をInstagramに投稿したところ、フォロワーさんから「ベランダ菜園士さんに相談あります」というチャットメッセージを頂きました。
え!?マジで!?自分ごときがお応えできるだろうか?
と凄い緊張しましたが、内容が私が知っていた知識だったので一安心しました。
資格を得る事は一定の責任を負うことなんだなと実感した瞬間で身が引き締まる思いです。
まとめ この資格は必要?不要?
私は「資格はあって困ることは無い」と思ったので必要と判断しました。
しかも家庭菜園の資格ってある意味レア資格なので周りで取得している人を見たことがありません。
こんな資格を持っている人いたら面白いなと素直に思っています。
また資格を得たことで責任も生まれたと思い、更なる精進が必要と自分を鼓舞する事ができました。
ベランダ菜園士は比較的取得しやすい資格ですので皆さんも是非チャレンジしてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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